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ASIA POSTER EXHIBITIONソウル展

「Asia Poster Exibition」  4月名古屋展に続き、5月18〜24日韓国ソウル・イアンギャラリーにて開催され、21日のレセプション式に小谷恭二副会長を始め、小川明生氏、尹 成齊氏と共に参加してきました。

21日(土)の式では、(社)韓国現代デザイン協会(kecd )みなさんの素敵な企画が盛りだくさん。会場が広いのが印象的でした。7カ国267名全作品のB1展覧会冊子は広げるとポスターに。他にもTシャツ、リストバンドツールも用意されました。固有音楽の演奏もあり、中国から6名の参加者のみなさんと共に作品を囲んでの素敵な交流タイムでした。

式以外でも歓迎会、交流会、「サムソン美術館・Leeum」、美術と芸術・伝統のまち「仁寺洞(インサドン)」、kecd事務局長・林(イム)さんの事務所(株)DESIGN INTRO、校外パジュ市の図書館を案内していただきました。
特に興味深かったのは、韓国を代表するタイポグラファー・アンサンジュ氏が作られた「タイポグラフィの学校PATI」を中心に出版社、印刷・製本会社、図書館、美術館、活版印刷博物館が一つの町になっているパジュ市。ソウルから約1時間。学校の建物の中にプロの工房があり、そこで学生がシルクスクリーンを刷ったり、ユニークで本格的な授業内容たっぷりだそうです。
この日はあいにく日曜日で学校も会社もお休みでしたが、平日のツアーを組めば案内してくださると、林(イム)さんが約束してくれました。

kecdの執行部は30〜40の世代が多くとてもパワフルでした。大先輩方も積極的にサポートし、とてもやさしく楽しい方ばかり。20代のヤングデザイナーも多くみなさんの強い輪を感じました。デザインを通して日本と韓国、アジアでの深いきずなを作るこの展覧会巡回展の意義を改めて誇らしく感じられた3日間でした。
作品だけでなく直接会うからこそ、もっと深い広い・長く続く交流になると思いました。
残り5ヶ国での展覧会。みなさんの多くの参加でさらに交流が広がることをお祈りします。

ありがとうございました‼

txt:柳 智賢  photo:kecd 小谷恭二 柳 智賢

 



 
2016/06/16